10年で6回引っ越してミニマリストになった話

こんにちは、ミニマリストまゆです。

現在29歳の私ですが、ここ10年の間に6回の引っ越しをしました。

そんな引っ越しの過程でミニマリストに目覚め、現在ミニマリスト歴7年になります。

今回は、私がミニマリストになった理由でもある引っ越し事情についてまとめました。

目次

1人暮らし編

はじめに1人暮らしでは4回の引っ越しをしたので、紹介します。

初めての1人暮らし〜汚部屋時代〜

父の転勤でアパートに住んだり祖母の家に住んだりしながら、高校卒業までの18年間、ほとんどを山で囲まれた田舎で過ごしました。

遊びに行くとしたら夏は川に行ったりテニスをしたり、冬はスキー場に行ったり、ひたすら川辺に座って喋ったり…今思うと健康的で健全すぎる子供時代を過ごしました。

そんな私も大学生になって初めて一人暮らしを始めます。

築3年の綺麗なアパートを借りてもらって、家具や家電を一通り揃えてもらって、快適すぎる大学生活でした。

両親には本当にたくさんのお金を使わせてしまったなと反省しています。

整理整頓は苦手ではなかったけど、物は色々な物をたくさん持ちたいと思っていた時期。

洋服もお金がなかったから新品じゃなかったのが救いだけど、古着屋で大量に仕入れて毎日違う洋服を着ていました。

当時付き合っていた彼氏に「まゆの洋服って地味な色しかない」って言われたことが衝撃で、カラフルな(今思えばなぜこの色を組み合わせる?と思うような)洋服をたくさん買う始末…(笑)

物はどんどん増えていきました。

そんな中、初めての1人暮らしでできなかったのが掃除!

実家では綺麗好きなお母さんがいつも綺麗にしてくれていたから、こんなに汚れるものだって知りませんでした。

お風呂の床や洗面台、キッチンなどの水回りは今思うと本当に汚かった…。

退去の時にお母さんに、「お風呂こんなに汚してちゃんと掃除してなかったでしょ」って怒られたのを覚えています。

そんなミニマリストとは程遠い大学生活を送った私も、大学を卒業してついに東京に進出します!

2軒目の1人暮らし〜東京の35平米新築〜

私は大学卒業後、大学院に進学しました。

理系だから、大学院に行く人は比較的多い学部でした。

でもやっぱりその分学費も生活費も長くかかってしまって…お父さんお母さん本当にありがとう。

自分の大学で大学院に進学する人が当たり前に多いのだけれど、私は何となく思考停止でそのまま進学することが嫌で、東京の大学院に進学しました。

この時住んでいた家は、最寄駅から徒歩30分の新築物件です。

当時、田舎出身の私からすると「駅近」が家を選ぶ条件に入るなんて思いもしなかったのです。

その分新築でも家賃は安かったけど、不便でした。

この家に引っ越す時に捨てたのはベッドフレームだけ。

都内といっても23区ではなかったので、35平米あり広さは十分だったのでそこまで物を減らす必要はなかったです。

3軒目の1人暮らし〜23区内の18平米新築〜

そんな私もついに就職して、自分のお金で新生活を始めることになりました。

引っ越したのは東京23区の駅徒歩1分の新築物件!

新入社員がそんな所住めるの?って思うかもしれませんが、駅は各停しか停まらないマイナー駅だし、広さ18平米の独立洗面台のないお部屋でした。

私の家を選ぶ条件
  • 築浅(リフォーム済み可)
  • 駅近
  • トイレは独立
  • 家賃は収入の30%以内

狭くても良いけど、古い家は嫌…これが私の絶対条件でした。

これについては両親に築浅のアパートに住ませてもらっていたから基準が上がっていたのだと思います。

一度上がった生活水準を下げるのは難しいってホントだね。

洗面台はなくて洗面ボウルがお風呂に付いている家でした。

歯磨きや顔を洗うときに浴室の床が濡れていると少し嫌な気分になるけど大したことはなかったかな。

この家への引っ越しは、35平米の部屋から18平米の部屋になるわけなので、それはもう圧倒的に物が入りません!

半分強制的に物を手放すしかありませんでした。

この時に、佐々木典士さん著書「ぼくたちに、もうモノは必要ない」を読んでさらに物を減らすことに拍車がかかります。

ミニマリストの誕生です!

この家に引っ越すときに捨てたのは、勉強机・椅子・本棚・収納2つ・ゴミ袋2つ分の洋服です。

残したのは、マットレス・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・タンス1つでした。

狭いけど、綺麗でミニマルな部屋はかなりのお気に入りでした。

4軒目の1人暮らし〜風呂無しの築浅〜

私の会社は転勤が頻繁にあり、入社3年目で転勤を言い渡されました。

都内の転勤だから1時間かけて引っ越さずにも通えるのだけれど、当時の私は通勤時間ほど無駄なものはないと思っていたので、ドアtoドア15分の立地に引っ越しをしました。

家賃も少し高いなと思っていたので毎月1万2千円安くなる物件を選びました。

しかし、この物件選びが大失敗でした。

4軒目の物件情報
  • 築2年
  • 駅徒歩1分
  • 風呂無しシャワー室あり
  • 洗面台なし
  • 木造の1階
  • 1口コンロの狭いキッチン

前の物件の更新時期や、前の人の退去の関係で内見をせずに物件を決めてしまいました。

駅近だし築2年だから物件を見なくても大丈夫だろうという気持ちでいました。

しかし、入居してみると退去後急いで掃除したからか清掃は甘いし(これは管理会社の問題)、木造の1階でジメジメするし、キッチンで歯磨きやら洗顔やらをしないといけないことが不快。

周辺環境も何もない立地でした。

入居前からわかっていた事もあるけれど、やっぱり住んでみるのは違うし、内見って大事だなと痛感しました。

でもこの時婚約している彼氏がいたので、長くは住まないつもりで我慢することに…結局8ヶ月で引っ越しをしました。

この家に住む時に手放した物は冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・机・テレビ・テレビ台です。

以下が引っ越しの際の総量です↓

ここまで来るといよいよ何も物がない状態になりました。

誰が見ても正真正銘のミニマリストと言えたはず!

冷蔵庫はキッチン下に小さなものが付いていたのでそれで代用、洗濯機と電子レンジはレンタルをして、机はスツールの蓋をひっくり返して、テレビは見ない。

引っ越しも車だけで済んだので安上がりでした。

世帯暮らし編

入社3年目で結婚をして、9年間続いた一人暮らしに終止符を打ちました。

ここからは世帯暮らしについて紹介します。

1軒目の世帯暮らし〜1LDKのメゾネット〜

結婚をしてからは、職場とドアtoドア15分はなかなか難しく、かなり悩みました。

夫との議論を重ねて、職場から30分程の築4年メゾネット住宅に決めました。

夫の趣味で車を持っているので都内は高すぎて断念しました。

車は生活が厳しくなったら手放す条件付きです。

もちろん、そうならないように頑張りたい!

メゾネット住宅は初めてでしたが、戸建てに住んでいる気分で楽しかった!

駅から10分以上あったからか、家賃は駐車場込みで10万円を切っていたのでお手頃価格でした。

引っ越しで新しく購入したものは、テーブル・椅子・ドラム式洗濯機・大きい冷蔵庫です。

夫の物をそのまま使用しているのが、ベッド(ダブルサイズ)・電子レンジ・食洗機です。

家電は大きい物を買い直す事も考えて、レンタルで良かった!

私の夫は、かなりのマキシマリストでした。

工具とか着ないTシャツとか、履かない靴とかがとにかくたくさん。

高校時代の破れたジャージとか出てきたよ!

2人で一生懸命整理してから引っ越しをしました。

と言っても夫はミニマリストではないので、限度がありましたが…おかげで、友達からもすっきりしてるね!と言われるくらいの持ち物で生活をしていました。

1人暮らしでスッキリ暮らすは簡単だけど、2人暮らしになると難易度上がります。

2軒目の世帯暮らし〜2LDKの駅近物件〜

初めての2人暮らしから1年半で引っ越しをすることになります。

当時私28歳。なんと10年の間に6回もの引っ越しをしました。

今回の引っ越しのきっかけは、妊娠したから。

1つ目の理由は、妊娠中もだけど子供が生まれてからも家の中で階段の昇り降りが多いのは危ないと思いました。

2つ目の理由は、あまり治安が良い地域でなかったので、ここで子育てしたくないなと思ったからです。

現在の家は築6年で、今までの物件の中で最も築年数が経っているのですが、1番満足しています!

遊びに来た友達はみんな新築だと思ったっていうくらい綺麗!

マイナーな駅ですが徒歩3分の立地で、駐車場もあり、スーパーやドラッグストアなど住むのには困りません。

今回の引っ越しではキッチンに置いていた調理台を買い替えた位でした。

ベッドと洗濯機、冷蔵庫があったので業者は使わないと引越しできなかったけど、私が産休中だったので交渉や複数見積もりを頑張って安く引越しできました!

今は無事に子供も産まれて3人でゆったりと暮らしています。

子供が生まれてからはベビーベッドとかサークルとか、ハイローチェアとか、2人の暮らしにも増してますますスッキリ暮らすの難易度が上がっていると感じる今日この頃です。

それでもミニマリストの基盤があるから、必要以上の物は買わないし、要らないものはすぐに手放すし、かなりスッキリ暮らしている自信があります!

まとめ

以上、10年で6回の引っ越してミニマリストになった話でした。

  • 引っ越しを重ねたからその都度、持ち物を見直すようになった。
  • 物を減らしたら業者なしでも引っ越しできた。
  • 独身時代の家電はレンタルがおすすめ。
  • 築浅でも内見はした方が良い。
  • 物件そのもの以外にも周辺環境はとても大事。
  • 1人暮らしのミニマリストは余裕だけど、2人暮らしは難易度上がって、子持ちは厳しくなる。
  • 結果、減らしすぎない心地よさが大切。

長文になりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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